社長コラム

お元氣様です！
先週目に止まって集めた記事を読んでいます。
その一つ、沖縄タイムスの「本土復帰40年沖縄の自画像」の特集
「自立の芽　交付金頼らず」の記事。

ここに、名護市大浦にある「わんさか大浦パーク」という道の駅に似たような施設の
事について書かれている。
設備自体は北部特別振興対策事業で建設された。
さらに運営費は、前市長から「米軍再編交付金から2千万円を補助する」
と口約束があったそうだ。
しかしその後、新基地建設反対を公約に掲げる稲嶺新市長が就任して、
運営補助は見送りとなる。
補助金が見送りとなって、当初は悲観的な意見もあったみたいだけど、
その後、農家の方々が自主的に会を結成したり、女性達が集まって特産品の開発に
乗り出すといった、住民主体の動きが出てきた。
僕もここが大事だと思う。
スタートアップのきっかけとして補助金が必要な事もあるけど、
お金をもらい続けるのは非常に良くない。
何もしないでお金が入って来ると、
自分で何とかしようと思わなくなるのは当然だと思う。
経営もそうだけど、必要なものが満たされていないからこそ、
それを何とかしようと考え、創意工夫が生まれる。
人間だってそう、
良いことがある時よりも、試練に遭遇して苦しい時にこそ成長する。
自分でどうにかしようと考え・行動するプロセスが無く、
外部から与えられ続けているかぎり、自立はできない。
今後、この施設が良い方向に進む事を願っています！
Keep Walking！