【No.1056】 継承

昨日は新しい琉球ガラス工房さんのオープニングパーティーがありました。
今回独立された兼次直樹さんです。
本当におめでとうございます~!



間もなく100年が経過しようとしている琉球ガラス。
こうやって、師匠から弟子へ心と技が継承され、新たな工房さんがまたひとつ生まれました。
産地としては生産額、売上も伸びている状況で、ある意味転換期を迎えている琉球ガラス業界。
今この状況でどこへ向かうのかが問われていると思います。
僕ら流通としても、ただ単にガラスを流通させるのではなく、
作り手の方、クリエイターの方々とタッグを組みながら、「価値を高める」というテーマで貢献していきます。
そのための取り組みとして、ゆいまーる沖縄で主催している「おきなわ工芸学校」、
先日は琉球ガラスの授業を実施しました。



吹きガラス匠工房の松田代表に先生をしていただきました。
この企画のキーワードは「沖縄の工芸文化を学ぶ!発信する!つながる!」
作り手の方にも発信役になっていただき、売るヒト、消費者などとつながってもらう。
そして、つながった売るヒト、消費者の方々にも発信役になっていただき、さらにつながりが連鎖していく。
まだまだ僕らは微力ですが、草の根的ですが、
大きなお金でドカンと花火を打ち上げるのではなく、コツコツとこのやり方で業界に貢献していきます。