社長コラム

一括交付金が大量に注ぎ込まれている沖縄。
その影響が業界にも僕らにもじわじわ出てきている。

先日の打合せもそれに絡んだ内容があった。
その話を聞いていて正直腹が立った。
本当に必要で何かをやるのではなく、
カネがあるから何かやろうというという発想だからだ。
そんな事に巻き込まれたくはない。
僕らにとっても、業界にとっても、沖縄にとっても迷惑な話だ。
補助金や助成金自体が悪いのではない。
地域や企業にとっては必要な場面もある。
僕らの会社も一部活用させてもらっている。
ただ、そのカネがどんな理由で沖縄に落とされているのかは
知っておかなければならないと思し、その理由によっては
僕は絶対に手を出したくない。
ましてやそのお金が本当に業界や地域のためになっているのか。
その本質を踏み外した使われ方がいかに多いことか。
このままでは、お金が投入されて逆に業界、沖縄が疲弊してしまう恐れがかなり高い。
麻薬を打ち続けられ、気が付いたら中毒になって、自分達では動けない状況になってしまう。
そうなりかねない。
今後は自分達の事は自力でやらなければと強く思う。