【No.1228】 理想は高く、間口は広く

先日、ある議員の方と話をしていた。
政治への無関心層がまだ多い。
また沖縄でいうと、辺野古の件などももっとたくさんの人々を巻き込んだ活動にしないといけない。
会話の中でそんな話題も出た。
そこでゆいまーる沖縄の取引先でもある、大地を守る会さんの取組みを少し思い出した。
ここの会社の会長は元運動家だったが、糾弾・告発型の運動の限界を感じ、大地を守る会という
ビジネスの形態をとってきた。
この企業を立ち上げた藤田さんの著書にこんな事が書いてある。



原発にかぎらず、既存のものを否定するだけでなく、その先、私たちがちがう発想で新たな社会を
こうやってつくろうと提案するような「クリエイティブな運動」をしたい。
しかも、活動家が啓蒙して一般の人を先導するのではなく、運動とは比較的無縁の人たちが自分
の意志で思わず参加したくなるような運動を巻き起こしたい。
生産性や効率、経済だけを指針とした価値観ではなく、風土に根づく文化を見直し、今の生き方の
根底を考え直すような運動。

大地を守る会HP
http://www.daichi.or.jp/corporate/aboutus/
この考え方は、僕らゆいまーる沖縄の役割と立ち位置にも参考になると思う。
まだまだ具体的な行動はこれからだけど、流通として沖縄に貢献できる事を
ひとつ一つカタチにしていきたい。