【No.1432】屋取(やーどぅい)通信7:シンプルに効率よく
ゆいまーる沖縄の移転プロジェクトをレポートする屋取(やーどぅい)通信。
第7回は「シンプルに効率よく」です。
僕がゆいまーる沖縄の代表をさせてもらったのが2010年。
そこから沖縄工芸のブランド構築に力を入れてきました。
もうひとつ実施してきたのが、ムダをそぎ落として
会社をスリムにしていく事です。
簡単に言うと、利益の出ていない部門の閉鎖、在庫削減など不良資産の削減です。
あの手この手で、在庫はピーク時の半分以下になりました。
今回の移転では、全体レイアウト、特に流通に関わる倉庫については、
僕も倉庫チームに関り、一緒に全体の考え方、基本設計を伝えています。
![](/wp-content/uploads/tida/IMG_2957.jpg)
この間のモノの動きを細かく分析し直して、エリア分け、モノの配置、
そしてモノと人の流れをレイアウトに落とし込みます。
実は、19歳の頃に大きな物流倉庫でピッキングのバイトをしていた事があったので、
その時の経験と、再度倉庫についての勉強をやり直しながら、
あれやこれやとスタッフと一緒に考えています。
効率化というと、どうしても人間が機械のようになってしまったりと、
非人間的!?なイメージがあると思います。
実は僕自身がバイトをしていた倉庫も、ピッキング作業がスタートすると、
すべてコンピューターで管理され、食事休憩、トイレに行くのも含めて、その日の作業効率が
数字で出されるという感じで、効率化に良いイメージはありませんでした。
でも、ここ数年、効率についていろいろ考えていて、
僕なりに1つの考えに至りました。
それは、自然そのものが最も効率化されたシステムだという事です。
![](/wp-content/uploads/tida/slider_004.jpg)
自然の循環はムダがなく、最もエネルギー消費が少ない。
これを知った時に、効率化を追求に対しての疑問が無くなりました。
正しくは、効率化というよりも最小のエネルギーで最大の効果を出すと言った方が
良いかもしれません。
会社にとってもムダを無くしていくという事は、自然の摂理に沿った行為だと思います。
一例をあげると、労働時間です。
現在は残業時間も多いので、ムダを無くすことで残業を減らし、
家族で食事ができる時間、自分を高める時間、ゆっくり休める時間もとれるようにする。
このムダ取り、効率化をもっと推進することで、
働く環境の改善、そして働き方の多様性にも対応できるようにしていきたい。
「自然の摂理に習った、人間味ある効率化」の実現に向けて!
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*11月16日より新社屋に移転するため、
連絡先が下記に変わります。
〒901-1104
沖縄県南風原町宮平652
TEL(代表)098-882-6990
FAX(代表)098-882-6996
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