【No.630】 破綻から再生へ・・ 

昨日は盛和塾沖縄の例会でした。
今回は、JALの藤田常務にお越しいただきました。




JALはなぜ破綻したのか、そしてどうやって再生してきたのか。
貴重なお話をしていただきました。
日経新聞によると、11年度の航空会社の売上高営業利益率の平均は1%程度。
JALは17%という驚異的な数字を出しています。
昨日のお話で驚いたのが、整備の現場等で使うビニール袋置き場にも中4円、大6円
といった表示がしてあり、なるべく小さい袋を使うようにする。
そして、あるぞうきんなどは、新品を買うのではなく、社員が自宅からいらない衣類など
を持ち寄ってぞうきんにしたりしているそうです。
もちろん、安全面やお客様に関わる部分とそうでない部分をしっかり分別して実施されています。
あの大きな会社がここまでやっているのかと感動しました。
その他にもここまでやるのか?!といった内容ばかり・・・
公的支援を受けているとか? 借金の棒引きしてもらったからだとか??
はっきり言ってそんな次元で17%も営業利益率がでるわけでもないし、
自分達の血のにじむような努力もあって、たたき出した数字である事は間違いないと思いました。
僕ら中小企業ができる事はまだまだあると実感させられました。