【No.874】 終戦の日に思うコト

昨日、8月15日は終戦の日でした。



この日になると、さまざまな式典やメディア上で特集が組まれたりします。
その時に、ほとんどは戦争の悲惨さ、そして2度と戦争を起こしてはいけないというものです。
また、国のために命を捨てて・・のような表現が良く出てきます。
戦争の悲惨さも知る必要はあると思うのですが、やはりそれでは不十分だと思います。
国のために命を捨てて・・という表現も、僕はこれが本当に良いのか疑問があります。
ある意味そうかもしれませんが、やはりそのような意識になったのは、
戦前・戦中の教育にあると思います。
なぜ戦争が起きるのか?過去の戦争の原因は何だったのか?
その戦争の本質を知った時、そこにどんな感動的なストーリーがあったとしても、
戦争での死に美は感じることができないのです。



そして、今の政府が考える事、やっている事、やろうとしている事をみても、
過去の歴史を繰り返えそうとしているように思えてなりません。
2度と同じ過ちを繰り返さないためにも、戦争がなぜ起こるのかという原因と構造を知り、
お金と物を中心としたシアワセの価値転換を図ることが必要だと思います。