【No.1007】 知事の辺野古埋め立て承認

27日、沖縄県知事が新基地を建設するための埋め立てを承認しました。



昨日の地元新聞です。



ここまで書かれています。




書かれて当然だと思います。



僕自身も今回の知事の判断は大きな誤りだと思えてなりません。
最後まで知事を信じていたのに、、悔しくて仕方がありません。
知事が最後まで貫き通せば、状況は変わる可能性はあったと思います。
しかし、それができなかった。
政府から何を盛られたか?どんな圧力があったかは分かりませんが、
今回は、今を生きる人々だけでなく、子や孫といった世代にも関わる大きな判断です。
沖縄県外から見れば、沖縄は結局カネをもらうために、県民が自ら基地を受け入れたと
いうような印象を持ってしまうと思います。
しかし、そうではありません。
そもそも知事は選挙の公約で、普天間基地は県外という公約を掲げて当選しました。
今回の承認は、自らの公約を破ったといっても良いと思います。
地元新聞が行った2種類の世論調査では、今回の知事の埋め立てを「承認すべきでない
が64%~72%」、「承認するべきが約22%」となっています。
そして、振興予算についても、実は地方交付税と特別な振興策を県民一人あたりで計算すると、
47都道府県で沖縄は決して全国でも突出して大きいというわけではありません。
ただ、僕自身の考えとしては、国からもらう振興予算をあてにせずに、
沖縄が持つ資産を活かした発展のあり方を考えていくべきではないかと思います。
今回の一連の動きを見て、本当に僕らの考え方、生き方が問われています。
それは、お金や経済とどう向き合うのか、そして地域をどう良くしていくのか?
本当の意味でのシアワセとは一体何なのでしょうか?
沖縄が歩んできた苦難の歴史に学び、沖縄の未来を考え、沖縄の足元にある宝物を再認識し、今どうするべきか?
モノとカネだけではなく、沖縄が本当の意味でどうすれば良くなるのか?
沖縄は歴史の大きな節目です。