【No.1029】 自立への道を選択
昨日は、普天間基地の移設が最大の争点となった名護市長選挙の投開票があり、
辺野古への移設に反対する現職の稲嶺氏が当選しました。
稲嶺氏は、
「埋め立てが前提である協議ならば、私はすべてお断りする」と断言しています。
また、再編交付金についても、
「再編交付金は一時的なもの、基地のリスクは100年以上も続く」と
再編交付金に頼らない街づくりを掲げ、実際にこの4年間も再編交付金なしで
実績をあげてきました。
去年行った時に撮影した辺野古の海です。
僕もここから船で沖に出たことがありますが、
本当にキレイな海です。
稲嶺市長はじめ名護の市民のみなさんは、
この自然を守り、基地振興策に頼らない名護市を選択しました。
今回の選挙はとても大きな結果だと思います。
基地振興策では豊かになれない。
その金の多くは一部の企業や人に流れ、持続性がない。
そして、何よりも子や孫の世代にこの自然を残し、基地のない安全な地域にする。
自立の選択をした名護市。
これから様々な圧力があると思いますが、これ以上考え方の違いで地域内が分断される事なく、
名護市が一体となって自立に向けて歩んで欲しいです。
そして、僕らも微力ながらそのお手伝いができればと思います。