【No.1034】 壷屋のやちむん文化
昨日はゆいまーる沖縄主催の「おきなわ工芸学校」でした。
今回は「壺屋のやちむん文化をお客さまに届ける仕事 ~育陶園のものづくりと売場づくり~」
というタイトルで、壷屋焼窯元の育陶園さんのご協力をいただき、実施しました。
昨日も前回に引き続き、定員を超える方々にお越しいただきました。
本当にありがとうございます。
育陶園の若菜さん、ショップのみなさん、職人さんからお話をお聞きしながら、
壷屋をまわりました。
みなさん普段なかなか見れない工房さん内部の様子やお話を
真剣に聞き入っていました。
最後は工房内にある食堂で育陶園さんの器でお茶を飲みながらゆんたくタイム。
昨日は工芸を販売されているショップさん、作り手の方、行政の方、新聞社の方、工芸に興味のある
一般の方など、沢山の方々にお越しいただきました。
僕がいつもお伝えするのですが、1つの器はまさに文化のかたまりなのです。
そこには作り手がいて、作り手さんがいる工房のストーリーがあります。
先人達から受け継がれてきた技法、精神があります。
そして、やちむんが作られている地域の歴史、文化、
海外との交易、泡盛文化・・・やちむん1つから様々な文化に繋がっていきます。
1つの器を知ることで、そこに詰まった様々な文化を知ることができます。
まずは自分達の暮らす地域の足元を知り、そして誇りを持つこと。
それが地域が良くなっていくための第一歩ではないかと思います。