【No.1246 】 沖縄の地域産業とデザイン
今週はメイド・イン・沖縄・プロジェクトの定例会を開催しました。
テーマは「沖縄の地域産業とデザイン」
クリエイター、作り手、行政の方にお越しいただき、ディスカッションを行いました。
今回のパネラーは、股旅デザイナーの村澤さん、壺屋焼育陶園の若菜さん、
そして沖縄県工芸振興センターの大城さんです。
クリエイター、作り手、そして行政の方がそれぞれの立場で、
これまで経験してきた事、思いを語っていただきました。
後半は会場のみなさんからも質問をいただき、
参加者みんなで沖縄のモノづくりについて考えます。
今回のイベントでも出たのですが、
デザインするとは、すでに「物」のデザインをするという概念ではないという事。
作り手、売り手、クリエイター、さらに支援する行政であったり、そして消費者も一緒になって、
それら構成メンバーが、言い方を変えれば地域が持続発展できるための基盤づくり、
仕組みを共に創っていくという事なのではないでしょうか。
やっぱり自然界の摂理と同じなのだと思います。
土、水、動植物などすべてに役割がありつつ、それらが互いに絶妙なバランスで
影響し合い、仕組みや摂理を創りあげている。
物事は自然に近い方がうまく流れ、持続することができる。
僕はそう思うのです。
あとは、それをどう具体的にカタチづくりするのか?
何だかすごく難しそうだけど、10年後の沖縄のモノづくりのために、
志あるメンバーを集め、それぞれの役割を認識しながら、
基盤づくり、仕組みづくりをこれからも取り組んでいきます!