【No.1326】 手作りであるというコト
昨日、あるガラス工房さんとのミーティングでの話。
手作りで形をすべて整えていく。
そうすると当然ブレも出てくる。
そのブレを無くそうとすれば、型を使ってガラスを吹けば良い。
ほぼ均一に形が揃う。
でもそれをしてしまうと、職人の技術力がアップしない。
だからその部分も自分達の工房は手でやりたいのだと・・
僕はその話にとても共感しました。
ただ単に最大の売上を考えれば、型を使えば良いと思う。
それ自体が悪い事だとは思いません。
でも、作り手の方がどんなモノづくりをしていきたいのかという思い。
その部分と売り手のやりたいこと。そして売上といった数字。
これらがしっかり重なる所で共同作業をしていかないと、長期的にうまくはいきません。
「良いモノを作りたければ手間を惜しんではいけない」
最後に言ったその作り手さんの言葉がとても印象的でした。