【No.1388】 訪米する知事へ託す思いの記事について

琉球新報に「本日訪米する県知事へ託す思い」として、
メッセージを掲載させていただきました。



今回の取材でも発言しましたが、
観光は平和産業であり、観光と基地は共存できないという事ははっきり言いたいと思います。
それは9・11の米中枢同時多発テロの時、沖縄は基地があるという事で
観光客が激減し、沖縄の観光業界は大ダメージを受けました。
私たちもある日突然売上が40%ダウンし、それが数ヶ月続きました。
あと数ヶ月あの状況が続いていたら、倒産する企業がかなり出たと思います。
観光業に関わる企業と立場として、基地は軍事、政治の問題だけではく、
重要な経営の外部環境でもあるのです。
現在沖縄県は観光客1,000万人に向けて突き進んでいますが、
これは基地という大きなリスクを抱えた成長です。
基地についてはもちろんいろいろな立場でいろいろな考えがあります。
でも僕は基地についての発言はタブーだとするのではなく、
企業もしっかり意思表示、行動をすべき時だと思います。