【No.1406】 未来予測図

これから先の未来はどうなるのか?
変化の激しい時代、未来なんでどうなるかは分からない。
でも予測する事はできる。



ドラッカーは唯一予測可能な未来について挙げているのが「人口動態」。
僕も最近いろいろ調べていて、ばらつきはあるけど、基本的な傾向は変わらない。
ある資料によると、
2010年の世界の総人口は68億人、
2050年には96億人になる。
2010年の1.4倍、人口成長の著しい地域はアフリカとインド、4人に1人はアフリカ人。
特にこの2国の特徴は、人口の若さです。若いという事は生産人口が多いという事。
それに対して日本は、
2005年の総人口12,777万人、若年人口1,759万人、生産人口8,442万人、高齢人口2,576万人。
2050年は総人口9,708万人、若年人口939万人、生産人口5,001万人、高齢人口3,768万人になる
といわれています。
少子高齢化はよく言われているけど、注目すべき指標の1つは生産人口。
5人に1人の割合で稼ぎ手になる人が減っていく事になる。
経済でも、日本のGDPは中国、インドの11〜12分の1、エジプトとほぼ同じ「経済中国」へ、、
国内の地域をみても、
人口が都市に集中、居住地域の20%が人の住まない地域、60%の地域で人口が半減、
人口の40%が「おひとりさま」
など様々な予測がされている。
あくまで予測だけど、人口動態からの予測は現実味は高いと思う。
これ以外にも、エネルギーの高騰など様々な変化が予測される。
とにかく大きな変化がこの数十年で起きる可能性は非常に高く、
この変化をポジティブに捉えながらどう対応していくのか。
その中で大事なのが、地域の存在意義、会社の存在意義を明確にしていく事、
そして、その中でどうゆう働き方をするのか。
僕は豊かさ、価値観のモノサシも確実に変化していくと考えている。
その時に、沖縄の役割は非常に大きい。
そして、会社はその時どんな価値を社会に提供するのか。
今後、ゆいまーる沖縄は流通だけの役割ではない。
そもそも卸売業とか、小売業とか、出版業とか、、こういった枠組みも今後は無くなって、
新しい業種、業態が生まれると思う。
これから起きる大きな変化に対し、5年、10年かけて、新たな価値を創出していく。