【No.1411】自然に寄り添ったモノづくり①
今週は登り窯の火入れに行きました。
明け方から作り手さん動きを見ようと思い、前日に窯の近くまで行ってそのまま車で野宿。
朝5:30、太陽が昇ったのを見計らって窯に向かいました。
窯に到着すると、作り手のみなさんはまだお休み中。
これから始まる長い焼成の作業に備えて、ゆっくり休んでいました。
6:00すぎ、鳥たちが一斉に目覚めて鳴き出す頃、
1人の作り手さんが、残っていた商品を窯詰めするためにやってきました。
最後に大きなシーサーが窯に収められました。
聞くと、登り窯の場合、部屋の一番上の棚には火の巡りを良くするために
大物を入れる事が多いそうです。
今はなかなか大物は動きにくいそうですが、
いいやちむんを焼くためには必要なこと。
窯詰めが終了した時のお二人の表情。
なんて素敵な笑顔!
窯詰めが終わると入り口のレンガでふさぎます。
実はこの窯は4つの工房さんで造った、いわゆる共同窯。
工房さんごとに袋が分かれているのですが、その封の仕方もまた個性的。
使うレンガや積み方を見ていても面白いです。
レンガの隙間を窯の近くの斜面から採った土で埋めて準備完了です!
火入れまでにまだちょっと時間があるので、工房さんで朝食。
朝、一仕事した後のコーヒーとおにポーは最高です!
工房にいる猫たちはまだ夢の中。。
シーサーかと思ったら、こんな所にも。。
さて、まもなく火入れです!