【No.1412】戦後70年、日本は本当に平和なのか? 

昨日は8月15日、日本は終戦の日になっている。
様々なメディア等で戦争に関する企画が組まれていた。
その多くは、戦争の悲惨さを伝えるもの。
戦争の悲惨さを知ることはとても大事だと思う。
だけど、それだけでは足りない。
戦争はまた繰り返してしまう。



次に必要なのが、
なぜ戦争が起きるのか。そのメカニズムを知ることだと思う。
戦争が起きる理由はいろいろあるけど、
ここ最近は、やはり「経済」に関する事。
例えば表面的には領土問題や、他国の侵略だったりしても、
その裏にはそれぞれの国益を守る、もしくは増強するために
土地や資源を必要とし、結果として経済発展に繋がっていく。
戦争を起こす国は、表面的な大義がある。
でもそのバックには経済を動かす政治家や企業達がいて、
戦争中は軍需産業が活発化し、終戦後も勝てばその国の経済は活性化する。
かつての日本や、湾岸戦争など最近アメリカが起こしてきた戦争もそうだ。
戦争をただ単に悲惨な出来事としてだけではなく、
「経済」という切り口から掘っていくと、そのメカニズムが見えてくる。
そして、経済がやっかいなのは、その繋がりが見えづらい事だ。
アメリカが戦争をして、経済が活性化していく。
その影響は当然日本も受けるのである。
日本でも僕らがよく知っている大きな企業が、武器や兵器の製造に関わっていたりする。
私たちが今の暮らしを維持できるのも、突き詰めれば、遠い国での戦争が
無関係だとはいえない。
戦争と経済を考えた時、
僕らは、どうやって経済を維持、成長させるのか?
その考え方、価値観、そして自分達の生き方を考えていかなければいけない。
そして、この価値観や生き方のヒントは沖縄が持っていると僕は思う。
会社としても、どうやって売上、利益を出すのか、
事業を通じて、沖縄から何を発信していくのかをこれからも実践していきたい。