【No.1418】買うだけではだめだ

ここ数年は、日本のモノづくり、手作りのモノがブームになっています。
その影響で沖縄の工芸も注目され、作り手の皆さんは作っても間に合わない
という状況が続いています。
ただ問題は、注文が生産キャパ以上に来ているにも関わらず、
工房の運営は大変なところが多いという事です。



最近もいくつかの作り手の方とお話しましたが、どこも状況は似ています。
むしろ忙しくなった事が、状況を悪化させているケースもあります。
今あらためて思う事は、僕ら流通も、ただ作り手の方々から買うだけではだめだという事。
お互いが長期的に、持続的に成長できる関係づくりが必要です。
単に今手作りのモノが売れる、沖縄の工芸が売れる、、というノリでは
逆に作り手、産地がダメになっていく。
これは作り手、売り手双方が意識しておく必要があると思います。
外部環境は利用するけど振り回されない。
あくまで産地に主体性のある仕組みをつくる。
自分たちの事業発展と業界の構造改革の同時追求。
これがテーマです!