【No.1427】屋取(やーどぅい)通信5:コミュニティーづくり
ゆいまーる沖縄の移転プロジェクトをレポートする屋取(やーどぅい)通信。
第5回は「コミュニティーづくり」について。
計画より約2ヶ月遅れたものの、ようやく物件も決まって一安心、、
なんて一休みするヒマもありません!!
急ピッチで店舗、事務所、倉庫の内装等をスタッフ、
専門家の方々と共に考えています。
次なる拠点のテーマの一つが「コミュニティーづくり」です。
ゆいまーる沖縄には、「琉球の自立を目指す」という経営目的があります。
この想いを主に流通というアプローチで活動をしてきました。
流通については、倉庫機能も強化し、より効率の良い物流の仕組みを構築していきます。
そして、小売りにも力を入れて、消費者の方々とも密なコミュニケーションが
とれるようにしていきます。
そして、今回はそれだけでなく、
作り手、クリエイター、行政の方々など、様々な立場の方々が集うコミュニティースペース
にしていきたいと考えています。
この間ずっと感じているのですが、
沖縄のモノづくりの課題解決、そして業界が正しい進化をしていくという
テーマひとつとっても、作り手だけ、売り手だけ、、ではどうしても限界がある
という事を強く感じています。
同じ思いを持った関係者が集い、協業していく事が不可欠なのです。
そのためのコミュニティーを創らなければ!
そんな思いでこの5年間、琉球ガラスの組合、メイド・イン・沖縄・プロジェクトなど
業界の繋がり、行政、マスコミなど様々な繋がりづくりを行ってきました。
正直、これらの活動に関わるのは大変です!
通常業務をしながら、会社としても結構なお金と時間を使います。
だけど、このコミュニティーが5年後、10年後に絶対に業界には絶対にプラスになると
思っているので、地道に動いてきました。
この間繋がってきた人々、組織が集えるコミュニティースペース。
そこに一般のお客様など新たな人々も加わり、そしてまた新たなコミュティーが生まれる。
ゆいまーる沖縄の新たな拠点から沖縄の工芸業界、そして沖縄を考え、変化のきっかけが
生まれていく場所にしていきたいと考えています。