【No.1455】今動かないと手遅れになる!

2月4日の沖縄タイムス経済面に、ゆいまーる沖縄のブランド活動を記事にしていただきました。
2011年にこれから会社をどうしていくべきかを散々迷ったあげく、
1つの道を見つけ、歩き始めた頃からの歩みをお話しました。



現在の沖縄工芸を取り巻く環境は、かなりの追い風だと思います。
昨今の日本製、手作りのモノを見直そうという動き、
県外のセレクトショップ、アパレルショップまでが全国の地場産品を取扱いはじめています。
その中で沖縄の商品に対する注目も非常に高いです。
そして、沖縄特有の動きとしては、やはり観光客が好調に推移しているという事でしょうか。
沖縄県も2020年までに1000万人を目標にひた走っています。
このように2つの大きな追い風が吹いている沖縄。
注文が来ても商品が足りないという状況が続いています。
ただし、実際の産地の状況を見ると、生産が追いつかない位売れている事で、
問題が見えなくなってしまっているような気がしています。
作り手の方々の多くは、忙しすぎてそれどころではないかもしれません。
でも、こんなに良い状態は永くは続きません。
あと数年すれば、沖縄のモノづくりが冷静に、
そして、正当に評価される時が来ます。
今、この好調な時に、その来たるべき時に向けた準備をする。
10年後、20年後に向けて、業界の構造を変えるための準備をする。
良い流れは利用はするけど、消費されない。
次のステップに向けてどう活かすかを冷静に考えて、行動しなければいけない時です。