【No.1488】三線のブランド化いよいよ始動!
昨日は県産三線普及ブランド委員会の初会合でした。
いよいよ始動した三線のブランド構築。
僕は工芸の流通という立場から委員で参加させていただいたきましたが、
三線が置かれたモノづくりとしての生産現場は、
その他の工芸とよく似ています。
ブランドを構築していくにあたって、文化としての側面。
そして、同時に経済を同時にどうまわしていくのか。
「 文化と経済の調和 」
これが重要だと思います。
これから三線がさらに注目を集めていくのは間違いありません。
その時に、作り手が今よりも収益を上げられ、それによって後継者も増えていく
構造を作っておく必要があります。
この構造を作らないまま商品が注目を集め、モノがどんどん売れていくようになると、
産地が疲弊していきます。
その他の工芸業界もそうですが、ちょうど世代交代の時期に入っています。
残された時間はあと10年です。
工芸は単独で成り立つものではなく、
踊り、祭り、そして暮らしといった具合にすべて繋がっていきます。
この三線業界の活性化が、沖縄工芸、沖縄文化全体の活性化に繋がっていく事と
思います。まずは与えられた委員の役割で微力ながら貢献していきたいと思います!