【No.680】 岡本太郎のコトバ

昨日、ある一文と出会いました。
岡本太郎が沖縄の民具について語ったコトバです(以下太字)。。
沖縄の民具のすばらしさ、たとえばクバ笠、くり舟、浜にさげて行く弁当箱アンツク、どれ一つにふれても、私は身体が熱くなるほど感動する。
その表情はどんな豪奢な芸術にも劣らない強烈さだ。それは生活のギリギリのところから、凝縮された表現をうち出しているからだ。
そして、色、形ばかりでなく、全身を包むように、あの海の輝き、土地の匂いが迫ってくる。民具は沖縄そのものだ。

以上
当時の沖縄と、今の沖縄はかなり環境も変化しているので、
岡本太郎が見た沖縄のモノづくりが現在もされているかは分からない。
ただ、ここに書かれているようなモノづくりが実際に行われていた沖縄。
僕らはそれを探して、掘り起こして、また創り上げていきたいと思う。