【No.893】 構造を知ること
数日前ですが、、沖縄タイムスの一面です。
アメリカがシリアを攻撃しようと準備に入っていますね。。
シリアで大変な事が起きているのも事実でしょう。
ただ、アメリカは定期的に戦争をして、軍需産業を活性化させたいという思惑もあるでしょう。
軍需産業はアメリカ中心の資本主義を支える要素になっています。
そのお金はめぐり巡って、日本へ、沖縄へ流れます。
沖縄に流れたお金のひとつは、同じく一面になっている宜野座にあるタラソの施設。
これも基地がある地域向けのお金(基地所在市町村活性化特別事業)で造ったもの。
設備は作ってもらっても、その後の運営がうまくいかず、結局こうなるケースが多いのです。
そして、結果として市町村の財政は余計に悪化します。
ちなみに、今回のこの施設は、総事業費24億円。
設備を運営していた会社の累積赤字は2億8000万円超。
村の累積増資は2億6000万円になるそうです。
お金をもらう事自体がすべて悪いとは思いませんが、
もらいすぎは良くないですし、
やはり、もらうお金の中身と、もっと自分達の知恵と努力で稼ぐ事が必要だと思います。
そして、世の中の流れの構造を知ることも大事。
何が真実なのかは難しいところですが、
物事を一部だけ見てしまうと、真実はなかなか分からないものです。