【No.964】 市場の転換の向けた新たな繋がりへ

昨日は、沖縄県インテリアコーディネーター協会の勉強会でお話をさせていただきました。
テーマは、沖縄の工芸品の流通と、ゆいまーる沖縄の取組みについて。



沖縄の歴史のある側面から沖縄工芸の流れをお話して、
現状、そして未来に向けた取組みの必要性についてという流れでした。
僕の中では、沖縄工芸(そもそも沖縄にとって)のポイントになった歴史の1つは、
琉球から日本になった時だと思います。
1609年の薩摩の侵略から始まり、琉球処分。
その流れの中で、第2次大戦の地上戦。
その後、アメリカ統治、そしてまた日本へ。。この流れの影響は現在も続いています。
この歴史と沖縄の工芸品をリンクさせると、今後の方向性も含めいろいろな事が見えて来ます。
今回お声かけいただいた、インテリアコーディネーターのみなさん。
僕はこのみなさんと業界の交流が今後必要だと感じています。
沖縄の工芸の歴史を見ていくと、作るモノや市場はある一定スパンで変化している事が分かります。
現状の観光市場中心からそろそろ転換期に来ているのではないか?と僕は考えています。
1975年の海洋博覧会から38年。沖縄観光はこれから入客はまだ伸びるとは思いますが、
そろそろ次の準備をしても良い時期だと思います。
市場の切り替えをしていくには、やはり10年はかかるでしょう。
まだ好調な今動くのか?それとも衰退してから動くのか?
新たな市場へ向けた取組みとして、今回のお話で終わらせるのではなく、
業界同士の次の交流に繋げていきたいと思います。
いつ動くのか?
今でしょ!