【No.972】 自身の力量の上に未来を開拓する
昨日の沖縄タイムス一面です。
名護市は知事に対して辺野古の埋め立て不承認を求める市長意見書を賛成多数で可決。
その横に、辺野古への新基地建設を出産に例え、子供が産まれたらお祝いと言う議員の記事。
知事は間もなく国が承認を求めている辺野古の埋め立てに対する判断をします。
僕は知事選の公約であった「普天間は県外へ」を貫き、「不承認」の判断をしていただきたい。
知事が不承認となれば、沖縄に対する振興策など、経済に関する部分に様々な影響が出るでしょう。
でも僕は、外からもらうカネでなく、沖縄が自らの宝物を活かして、知恵を絞って経済をまわしていく。
それが当たり前の姿だと思います。
沖縄がどう発展していけば良いのか。
この時にいつも民芸運動の柳宗悦の言葉を思い出します。
沖縄自身の固有な美の上に産業を建設せずして、どこに沖縄の正しい振興があるであろう。
(中略)沖縄は他府県に追従することに依って道を打開すべきではなく、他府県の追従を
許さぬ自身の力量の上に未来を開拓せねばならない。
『 琉球文化の再認識 沖縄県知事に呈するの書 』(柳宗悦) より
いよいよ動き出します。