沖縄県外ではほとんど知らない【8 ・13】
おはようございます!
沖縄は旧盆のナカヌヒー。
昨日は窓の外からエイサーの音が響き渡り、沖縄でも各地でご先祖様を迎えていました。
さて、今日8月13日は沖縄で何が起きたか分かりますか??
沖縄県外ではほとんど知らないと思います。。。
7年前の2004年8月13日に、普天間基地所属の米軍ヘリコプターが沖縄国際大学の
構内に墜落しました。
*沖縄県HPより
機体の破片は、大学構内だけでなく、周辺の住宅街にも飛び散りました。
この日は大学の夏休みと重なっていたたこともあり、死者が出なかったのが
奇跡としか言いようがありませんでした。
しかし、問題はこの後です。
私も会社スタッフと一緒にその日の夜に現場へ行ってびっくり!
現場は米軍に封鎖され、大学の学生、沖縄の人、日本の警察すら入る事ができないという
異常な光景が広がっていました。
*沖縄県HPより
沖縄、日本、アメリカの異常な関係をリアルに見せつけられました。
さらに問題なのはこの後です。
当然普天間基地の辺野古移設は断念し閉鎖すると思いきや、
今度は、こんな危険な基地は普天間の市街地にあると危険だから、
早く辺野古に持っていきましょうときた。
これにはあきれてものが言えない!
人口の多い普天間はいいけど、少ない辺野古ならOKだというのか?
こんなレベルの話が出てくる普天間基地の移設。。。
自分の土地にすら立ち入ることができない沖縄、、
普段の平穏な日常、いってみれば命さえも保証されていない沖縄、、、
大きな問題は、沖縄に決定権が一切無いという事だ。
多くの重要な事が沖縄以外の「思惑」によってしか決定しない。
自分の事すら自分で決定できないこの異常な状況では、
絶対に地域を良い方向に持っていく事などできない。
このような大きな問題を抱えたまま、普天間基地も固定化されたまま、
今日、7年目の8月13日を迎えている。
■米軍ヘリコプター墜落事件 現場写真 (沖縄国際大学のHP)
http://www.okiu.ac.jp/gaiyou/fall_incident/u-pic.html