火の神

お元氣様です!
とうとう我が家にも火の神(ヒヌカン)がやってきました。




まずはヒヌカンについて簡単に説明します。
沖縄など琉球諸島で家の守護神として信仰される存在で、普通は台所に祀られ、
古くは竈のうしろに置かれた3個の石をご神体としていましたが、
現在ではウコール(香炉)がそれに代わっています。
中国の「カマドの神」の信仰が沖縄に持ち込まれたそうですが、
元をたどると、古代の沖縄人(ウチナーンチュ)の太陽神に対する信仰から、
やがて地上の火に対する信仰へと発展し、それが火の神が常に存在すると
考えられるようになったカマドを崇拝する信仰になったといわれているそうです。
今回引越した先には何とヒヌカンの台が最初から設置されていました。
(さすが沖縄です)
ちなみに、沖縄製のウコール(香炉)を探してもほとんどありませんでした。
という事で、特別に沖縄の職人さんに焼物で作ってもらいました。
沖縄の大切な文化。
これからこのヒヌカンや屋敷の御願について学んでいきたいと思います。