【No.1550】選ぶこと
昨日、雪の降る東京から沖縄へ戻ってきました。
出張の帰り、高度を下げる飛行機の窓から島の姿が見えてくると、いつも色々なことが頭を巡ります。

今日は、私たちの未来を「選ぶ」大切な日ですね。
日々、何を使い、何を食べ、誰とどんな言葉を交わすか・・などなど、 暮らしの中で、無数の選択を積み重ねています。
僕が最近読んだ本で、とっても印象的だった『サピエンス全史』。
その中で著者ユヴァル・ノア・ハラリは「人間は幸せを感じても満足することはない」と記しています。
人間が永続的な満足を得られないのは、「生物学的プログラミング」、つまり種を存続させるための生存戦略の仕様なのだそうです。
「今ここにないもの」を渇望し、「成長」を追い求める本能が文明を発展させてきました。
けれどその一方で、沖縄で暮らしていると、今の経済や社会の仕組みが生んでいる「ひずみ」が、肌感覚で伝わってきます。
今を生きる上で、もっと豊かに、もっと便利にという視点も大切です。
しかし、人間が永遠に満足を得られないのが、生物としての「生存戦略上のプログラム」なのだとしたら。時間軸を少し長く捉えて、自然環境や、沖縄が育んできた精神的な価値観といった「世代を越えて残すべきもの」という視点を、これからはもっと意識していきたい。
大切な選択をする今日だからこそ、 自分の足元にある「選ぶこと」の意味を、あらためて考える日にしたいですね。
代表取締役 鈴木