【No.1359】 商品基準

ゆいまーる沖縄には独自の取扱商品基準があります。



現在ではこのようになっています。
商品基準
■基本方針
「琉球の自立を目指す」という経営目的に即した商品・文化を扱う。
■基準
・琉球で企画、原料調達、加工、製造されている商品をできるだけ取扱う。
・自然にやさしい商品の取扱いに努める。
・食品衛生法、品質表示法等の法規を満たさない物は扱わない。
・コピー商品は扱わない。

自分達が儲かる物、事業はなんでもやるわけではありません。
あくまで「琉球の自立を目指す」という経営目的に即しているかを検証します。
沖縄にお金が落ちる、というよりもまわっていくような商品を扱う。
もちろん、企画、原料調達、加工、製造まですべて沖縄というモノは少ないです。
それぞれの項目で県内、県外、または海外などいろいろなパターンがあります。
例えば琉球ガラスでも、原材料の珪砂は海外、企画、製造は沖縄です。
琉球漆器は、企画は沖縄。漆は海外、県外。加工、製造の木地は沖縄(県外、海外の所もあります)、
塗り、加飾は沖縄(これも海外というところも・・ここまで海外だともはや琉球漆器ではないと思います)。
こういった具合にかなり複雑だったりします。
また、海外製のポーク缶など沖縄に根づいている商品は一部取り扱っていますが、売上に占める
割合でいうと、1%にも満たないと思います。
このほかにも、
企画している会社が沖縄に登記しているのか(これは沖縄に税金が落ちるのかに関係します)。
製造が沖縄でないとした場合、その技術が沖縄にはないのか。
など様々な視点から議論します。
これらを精査しゆいまーる沖縄として仕入をするのかを決定していきます。
ただ儲かれば良いのではなく、その商品を取り扱う事で、作り手、業界、沖縄にどのような
影響があるのかを考えます。
仕入商品の選択は私たちにとって非常に重要な意味をもっているのです。